1本でもにんじん♪
緑黄色野菜の王様!
たまねぎ・じゃがいもと並び家庭常用3野菜とも言われるニンジン。
古くから健康食品として珍重されてきました。古書には「人参は五
臓を補い精神を安らかにし、魂魄を定めて驚悸を止め、邪気を払い、
目を明らかにして心を開き智を益す。長く服用すれば身を軽くし寿
命が延びる」と記載されているように大いに元気を補って、疲労・倦
怠感を回復する効果があります。
近年になってニンジンに含まれているファルカリノール(falcarinol)という
化学成分が、ガン予防に貢献していることが分かってきました。
| 成分名(可食部100g) | 値 | 単位 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 廃棄率 | 10 | % | |||
| エネルギー | 37 | kcal | |||
| 155 | kJ | ||||
| 水分 | 89.6 | g | |||
| たんぱく質 | 0.6 | g | |||
| 脂質 | 0.1 | g | |||
| 炭水化物 | 9.0 | g | |||
| 灰分 | 0.7 | g | |||
| 無 機 質 |
ナトリウム | 25 | mg | ||
| カリウム | 270 | mg | |||
| カルシウム | 27 | mg | |||
| マグネシウム | 9 | mg | |||
| リン | 24 | mg | |||
| 鉄 | 0.2 | mg | |||
| 亜鉛 | 0.2 | mg | |||
| 銅 | 0.04 | mg | |||
| マンガン | 0.10 | mg | |||
| ビ タ ミ ン |
A | レチノール | 0 | mcg | |
| カロテン | α | 2500 | mcg | ||
| β | 6900 | mcg | |||
| クリプトキサンチン | 0 | mcg | |||
| β−カロテン当量 | 8200 | mcg | |||
| レチノール当量 | 680 | mcg | |||
| D | (0) | mcg | |||
| E | トコフェロール | α | 0.5 | mg | |
| β | Tr | mg | |||
| γ | 0.0 | mg | |||
| δ | 0.0 | mg | |||
| K | 3 | mcg | |||
| B1 | 0.04 | mg | |||
| B2 | 0.04 | mg | |||
| ナイアシン | 0.6 | mg | |||
| B6 | 0.11 | mg | |||
| B12 | 0.0 | mcg | |||
| 葉酸 | 23 | mcg | |||
| パントテン酸 | 0.37 | mg | |||
| C | 4 | mg | |||
| コレステロール | 0 | mg | |||
| 食 物 繊 維 |
水溶性 | 0.7 | g | ||
| 不溶性 | 1.8 | g | |||
| 総量 | 2.5 | g | |||
| 食塩相当量 | 0.1 | g | |||
βカロテンとは?
植物の黄色や赤の色調をもつ、脂溶性色素をカロチノイドといいます。カロチノイド
にはαやβやγのカロテンがありますが、体内に取り入れるとビタミンAに変
わります。これらをビタミンAの前駆物質、プロビタミンAと呼ばれます。
プロビタミンAの中でも食品に多く含まれて、体内でビタミンAとして高率が高いの
がβカロテンです。β
カロテンは体内で直ぐにビタミンAになるわけでなく、必要量だ
けが徐々に変換されます。そして、変換されないβ
カロテンは、活性酸素の生成を抑制
する効果があることが解明されました。
呼吸で取り入れた酸素の約2%が活性酸素になりますが、活性酸素は強い酸化作用も
っていて、老化を早めたり、ガンを誘発します。人体はこれに対応する酸化防止能力を
備えていていますが、年齢とともに機能は衰えますので、栄養として摂取できる抗酸化
物質であるβカロテンに期待されています。
βカロテンがコレステロールの蓄積を予防
コレステロールは、体内で酸化されると血管壁に付着して蓄積されると動脈硬
化を引き起こします。β
カロテンは強力な抗酸化作用があり、血流を良くし、動脈硬化
の予防に役立ちます。
その他の効果
眼が乾きやすい、暗いところでものが見づらい、肌がかさつく、
風邪をひきやすいという方にもβ-カロテンが効果的と言われています。
カリウムとは?
カリウムとは、細胞内液に多く含まれており、ナトリウムと対
抗しつつ相補的に働いて筋肉や神経の働きを正常に保つの
に必要なミネラルです。
不足すると筋肉の収縮、弛緩がうまくいかなくなり、脱力感が
生まれます。心臓の筋肉中に不足してくると、心臓発作のも
とになります。
消化器に不足をすると、腸管の運動麻痺から便秘のもとになります。
(長期不足は下痢をおこし、ますますカリウム不足を招き悪循環になります)
こうなると月経困難、頭痛、視力障害、貧血のもとになります。
カリウムが不足すると
血圧が高くなる
脳卒中の危険性が高くなる
無気力になる
不整脈、心不全を起こしやすい
食欲不振、便秘
夏バテをしやすい
膀胱麻痺、排尿困難を起こす
筋肉が弱る、力が出ない
手足のしびれ、けいれんが起こる
むくみ
葉酸とは?
葉酸とは、ビタミンB群の水溶性ビタミンで、細胞の分化に不
可欠です。このため、細胞の分化の盛んな胎児では、特に
葉酸が重要です。受胎前後に十分量の葉酸を摂ることで、
二分脊椎や無脳症などの神経管閉鎖障害のリスクが低減できるこ
とが、多くの研究から明らかになってきました。厚生労働省
では、妊娠を希望するすべての女性に、1日400マイクログラ
ムの葉酸を摂ることをおすすめしています。ふだんから
葉酸をはじめその他のビタミンを多く含む、栄養のバランス
がとれた食事を心がけましょう。
レチノールとは?
レチノールは肌に不可欠な栄養素!常に活動を続けている
肌にとって非常に重要な栄養素です。レチノールは肌の形成
とその構造を守るためにとても重要な役割を果たします。
肌
は、食物の摂取や肝臓の蓄えから血液を伝ってレチノールを
受取ります。ところが、こうしたレチノールの供給が不足すると
、肌は目立って乾燥し、落屑します。そして、キメの粗い肌、乾
燥症、角質増殖症など、様々な肌のトラブルを招きます。
シワやシミに効果があるといわれているレチノールは、アメリカ
で1980年代に皮膚科でニキビ治療として使われたのが始まりで、
治療中にシワが目立たなくなったりしたことから1990年代にはシ
ワシミに効く薬などが誕生したそうです。今でも高濃度のレチノー
ル配合の薬用にきびクリームなんかをよく見かけますね。
ちなみにうなぎは「レチノール」、「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」
ともに含んでいるそうです。美容にいいんですねぇ
やっぱりにんじん♪
にんじん=βカロテン=ビタミンAなんですね。しかも適当な量を
摂取すれば必要量だけビタミンAに変換されて他は酸化作用を
抑えてくれるんですね。ビタミン・ミネラルが豊富な緑黄色野菜の
王様「にんじん」は
お肌を若々しく保つ!
ニキビを防ぐ!
老化を防ぐ!
がん予防!
高血圧抑制!
便秘予防!
目がスッキリ!
強壮効果!
不妊症予防!
肝臓病予防!
潰瘍浄化!
これらの効果をもたらしてくれるのです。しかし、これもまたにんじんが
身体に良いからといって偏食しすぎないようにしましょう!ニンジンに含
まれるファルカリノールは、大量摂取した場合は逆効果となる事も同時に
理解しておきましょう。まぁ一度に何キロとかのレベルなのでほぼ問題
は無いでしょうが。
参考までに・・・・
選び方ですが赤色が濃くて鮮やか、つやのあるもの
が良品です。皮はなめらかででこぼこがなく、よこすじが
少なくて浅い物、細根の付け根が浅く、やや湾曲しなが
ら整然と並んでいる物をえらびます。 皮といっても収穫
して選別する時に皮はむいてありますので正確には皮
ではありません。皮に見える部分に栄養素が豊富に含ま
れていますので、なるべく皮は剥かずに調理しましょう♪
どうしても剥いて使いたい方は、ゴボウの皮と一緒に
キンピラゴボウなんか作って下さい。かき揚げとかね
食べれないわけじゃないんですからね。
生でサラダや野菜スティックもいいですが、カロテンの
吸収を良くするには油で炒めるのが一番良いそうです。
ちなみに200℃以下で調理が好ましいそうです。
「にんじんと大根の紅白なます」と「うなぎの蒲焼」でこれからの
熱い夏を乗り切りましょう♪プラス美肌効果も♪