ゴボウがキボウ
〜ごぼうの力を再発見〜

ごぼうの伝来
ゴボウを使用するようになったのは中国が最初ですが、食用というより薬用として使用していたようです。明時代の本草学の大家・李時珍が編集した医学古典「本草綱目」では、ゴボウを薬草として栽培し、種子、根、葉を薬用として利用したようです。今も、中国では食べません。本草綱目に登場するゴボウは、枝別れした根(岐根)の多い原始的な物でだったようです。日本に伝来したのは10世紀ごろでこれも主に薬草用として伝来しました。今現在世界で唯一日本だけ野菜として使用されています。江戸時代になり改良された種が現在に繋がっています。この時から枝分かれした原始的なものでなく、1本になった姿のゴボウが食卓へのぼるようになったのです。


ごぼうの成分(可食部 100gあたり)

成分名

単位

エネルギー

65

kcal

272

kj

水分

81.7

たんぱく質

1.8

脂質

0.1

炭水化物

15.4

灰分

0.9

無機質

ナトリウム

18

mg

カリウム

320

mg

カルシウム

46

mg

マグネシウム

54

mg

リン

62

mg

0.7

mg

亜鉛

0.8

mg

0.21

mg

マンガン

0.18

mg

ビタミン

レチノール

0

mcg

カロテン

0

mcg

レチノール当量

0

mcg

D

0

mg

E

0.6

mg

K

0

mg

B1

0.05

mg

B2

0.04

mg

ナイアシン

0.4

mg

B6

0.1

mg

B12

0

mcg

葉酸

68

mcg

パントテン酸

0.23

mg

C

3

mg

食物
繊維

水溶性(イヌリン)

2.3

不溶性

ヘミセルロース

3.4

リグニン

アルギニン

総量

5.7


ごぼう効果
カルシウムは
骨を丈夫にし、イライラ防止、心臓の鼓動を一定に保つ。ホルモンの分泌を円滑にする
鉄は
貧血予防。鉄分が不足すると顔色が悪くなる、肩や首筋がこる、立ちくらみがする、疲れやすくなる
マグネシウムは
体温の調整
銅は
抗酸化作用。不足すると血中コレステロールが増加、動脈硬化の恐れ、骨が弱 くなる
イヌリンは
腎臓機能を高める、利尿効果体内で水分を吸収し、肝臓機能を高めます。水溶性食物繊維には悪玉コレステロールを排出する働きや、血糖が急激に上昇するのを防ぐ働きもあるため、動脈硬化や糖尿病の予防に役立つ。
リグニンは
便通をよくする、毒素を排出する、腸内の善玉菌の発育を助ける、ビタミン合成を活発にする、ガン予防肉や米の数十倍の水分を吸収して便通を促す。
アルギニンは
性ホルモンの分泌を助ける強壮成分
食物繊維は
便秘予防、コレステロールを排出、糖尿病予防、肥満予防食餌繊維を豊富に含んでおり、便秘と下痢を解消するのに効果的これらごぼうに含まれる食物繊維は、消化吸収されずにお腹の中を通過するため、胃や腸をきれいに掃除し便秘を改善、大腸ガンの予防になり、同時に悪玉の腸内細菌の繁殖を防ぎます。
タンニンは
ごぼうの渋い成分タンニンには抗菌、消炎作用があり、抗生物質の皆無だった時代に消炎剤として使われていました。冷え性は、頻尿症状のみならず、むくみを伴うこともあり、膀胱炎、尿道炎、ひどい時は肝臓炎に繋がるそれがありますが、こういった場合もごぼうを利用したものを食べるといいでしょう。

主な効果
・ダイエット
・肥満予防
・糖尿病予防
・コレステロールを抑える
・利尿効果
・便秘予防
・強壮効果
・貧血予防
・肩こり、冷え性予防
・抗酸化作用
・動脈硬化予防
・消炎作用

やはり、主にお通じがあまりよろしくない方にお勧めです。ごぼうとサツマイモが便秘には効果的だということみたいです。食物繊維が豊富ですからね。江戸時代の栄養学者、貝原益軒の言葉に「精根の尽きたときは、コンのついたものを食べよ」という言葉があります。やはり医食同源!病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという事なのです。
おまけ
ごぼうとレモンで天然素材消臭スプレー
まずゴボウとレモン・水をミキサーにかけ布でこす。完成。詳しくは↓
『ゴボウ消臭スプレー』の作り方
材料:ゴボウ 60g(切れはしで良い)
 レモン 1/4コ
 水 500ミリリットル
3cmくらいに切ったゴボウ、レモン、水をミキサーにかける。全体に混ざったら、10分間沸騰。その後、冷ます。布、またはコーヒーフィルター等でこす。出来上がり!!保存は冷蔵庫で、1週間くらいです。

あらま不思議な消臭スプレーです。ヒミツはゴボウの灰汁(あく)と食物繊維にあります。 アクに含まれるポリフェノールが臭い物質トリメチルアミンと結合し臭わなくさせ、さらにゴボウの食物繊維にも、トリメチルアミンを吸収しポリフェノールと結合させる働きがあったのです。機会があればお試しあれ

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